【第2章その2】MIDJOURNEY WEB版の使い方

MIDJOURNEYのWEB版の解説になります。
 

CREATEの解説

まずはベースとなる美女の画像を生成して1枚を選びその画像でいろいろな機能を説明していきたいと思います。
 
1,まずはどのような女性の画像を作りたいのかイメージします。
2,理想の女性のイメージが決まったらプロンプトにしていきます。
 
私は、CANONのR5と85mm F1.2のポートレートが好きなのでこのようにイメージしました。
これを英語のプロンプトに変換して入力していきます。
 
緑の髪と黒い目をした若い日本人女性が、静かな庭園で優雅に立っている全身ポートレート。自然光でCanon R5 と RF85mm F1.2 レンズで撮影。背景が桜の柔らかいボケにフェードアウトする中、彼女の特徴が鮮明にフォーカスされています。
まずは左のメニューバー
 
  • Explore:他ユーザーが生成したさまざまな画像を見れます。
  • Create:生成した画像やプロンプトのチェック、画像の生成や設定や編集
  • Organize:生成した画像一覧
  • Chat:他ユーザーが生成した画像やプロンプト、チャット(テキスト・ボイス)機能
  • Tasks:サイトや機能向上に関する調査・アンケート

Createを押して画像を生成開始します。
 
ここにプロンプトを入力します。↓
 
 
 
 
今回使用するプロンプト
A full-body portrait of a young Japanese woman with green hair and dark eyes, standing gracefully in a serene garden. Captured with Canon R5 and RF85mm F1.2 lens, her features are sharply in focus while the background fades into a soft bokeh of cherry blossoms, natural lighting, hd quality –ar 9:16 –v 6.1
日本語訳
緑の髪と黒い目をした若い日本人女性が、静かな庭園で優雅に立っている全身ポートレート。自然光でCanon R5 と RF85mm F1.2 レンズで撮影。背景が桜の柔らかいボケにフェードアウトする中、彼女の特徴が鮮明にフォーカスされています。HD 品質 –ar 9:16 –v 6.1
 
 
 
一番上に入力 右の赤いメニューバーを押すと細かい設定が開きます。
 
 
 
 
 
image Size

以下3種類から選択(バーでも調節可能)比率は細く設定可能。用途に合わせて生成して下さい。

Portrait(3:4) 9:16(TIKTOK)  縦型
Square(1:1) インスタなど
Landscape(4:3)16:9(YOUTUBE) 横長

Model Mode プロンプトにどの程度従って出力するか調節
Standard:Midjourneyのデフォルト
Raw:プロンプトに忠実
Version 使用するバージョンの選択 バージョンで同じプロンプトでも出力が変わります。
Personalize ユーザーの好みを学習して、画像生成してくれる。パーソナライズ機能の育て方が今後重要になると思います。
Aesthetics Stylization 美しさに関するパラメーター
低いほど写実的で、高いほど芸術的?イラストっぽい?
Weirdness 奇抜さに関するパラメーター
高いほど奇抜で不気味さを帯びる
Variety 生成の豊かさに関するパラメーター
低いほど指示に近く、高いほど新たな要素が加わる
More Options Speed 生成スピードの調整 スピードも生成結果に影響します。
Relax※:ゆっくり生成
Fast:速く生成
Turbo:より速く生成
※Standardプラン以上、生成枚数・時間は無制限
 
 
 
今回は 上の設定とプロンプトで、MODE RAWで4枚、MODE STANDARDで4枚の画像を生成しました。
画像のサイズは縦型のショート動画でしたら9:16 Aestheticsはデフォルト設定です。
 
Aestheticsは生成結果が大きく変わるのでパラメータを何度も何度も調整して試して好みを見つけて下さい。
 
 
 
デフォルトでは1つのプロンプトから4枚の異なる画像が生成されます。
 
 
 
上の4枚がRAW
下の4枚がSTANDARD
 
好みの問題になりますが、今回は
 
下の画像の女性で色々な機能を試していきたいとお思います。
 
 
 

主な機能 

CREATION ACTION

右下のCREATION ACTIONを順番位操作していきます。
 
 
 

VARY

 
 
上が VARY STRONG 1クリックで選択した画像からの変化多い4枚の画像を生成してくれます。1
少しイメージを変えたい時に有効です。私は一番よく使う機能です。
下がVARY SUBTLE 1クリックで選択した画像からの変化の少ない4枚の画像を生成してくれます。
変化が少ないので間違い探しのような感じですかね?
 
 
 

UPSCALE

 
UPSCALE SUBTLE
拡大して解像度を上げて、選択した画像をできるだけ保持。変化なしで解像度を上げたい場合に使用します。
使用する画像の仕上げにダウンロード前に使用します。
 
9:16の場合816:1456pxから1632:2912pxになります。
 
 
 
 
 
 
 
UPSCALE CREATIVE
拡大して解像度を上げて、要素を新たに加えて表現を豊かにしてくれます。結構変化してしまったりするので解像度を上げたいだけの場合はUPSCALE SUBTLEを使って下さい。
 
 
 

Remix

 
 
 
Remix機能は、生成した画像に対して新たなプロンプトやパラメーターを追加・修正することで、バリエーションを作成できる機能です。この機能はイメージする画像を生成する時に利用します。
 
REMIX SUBTLE
プロンプト
BLUE EYE
REMIX  SUBTLEでの微調整はおすすめです。
選択画像に新たな要素を追加しますが選択画像をできるだけ保持します。
 
 
 
 
 
 
REMIX  STRONG
プロンプト
BLUE EYE
選択画像に新たな要素を追加しますが選択画像は変わってしまいます。
 
 
 

MORE

 
MORE EDITOR
神機能です。1番使います。
 
 
EDITAR機能はブラシで選択した箇所だけを変更してくれます。
 
今回は髪の色を赤に変更しようと思います。 プロンプトはシンプルに
 
RED HAIR
 
 
 
 
選択した髪の毛が赤に変わりました。
 

次は目を赤に変更します。プロントプトはシンプルに

 

RED EYE
 
 
 
 
 
目が赤に変更されています。
 
 
ブラシを使って選択範囲を決めてその部分だけ変更可能です。画像を理想のイメージに近づけるには必須の神機能です。
 
 
MORE RERUN
 
 
RERUNは現在のプロンプトや設定で再生成。
 

USE

USE IMAGE STYLE PROMPT は 画像の生成に画像を用いる最強の機能です。
 
 
 
画像を開いてこちらを上の箇所をクリックするか、プロンプト入力欄に画像をドラッグ&ドロップ。
 
 

1. キャラクターリファレンス(Character Reference)

左のアイコンのキャラクターリファレンスは、特定のキャラクターの特徴を参照し、同じキャラクターを異なるシチュエーションやポーズで再現する機能です。これにより、キャラクターの一貫性を保ちながら多様な画像を生成できます。

 

  •  --cwパラメータを使用して、参照キャラクターの特徴がどの程度影響するかを0から100の範囲で指定できます。デフォルト値は100です。数値を下げると、キャラクターの顔のみを参照し、髪型や服装を変更する際に有効です。

  • 「–cw」の範囲は0~100で、デフォルトは100となっています。

     

    • Promptは キャラクターリファレンスで生成してCW0 CW50 CW100で比較します。
      girl
       
       
    • –cw 0:画像の顔のみ同じで他の要素は変わります。  ↓桜の花もないですし、髪の色も変わっています。

      • –cw 50:画像の特徴に要素がプラスされて生成されます。↓木の要素などは残っています、

      • –cw 100:画像とほぼ同じ顔のキャラクターを要素を生成してくれます。 ↓髪も緑で桜の花もあります。

      ※顔以外を変えたい時はCW0 顔と服装、髪型以外を変えたい時はcw5、顔や服装、その他の要素も同じにしたい場合はcw100が大体の目安です。

 

Character Referenceで生成した画像は2024年10月現在は、似てはいるけど微妙に違うのが現状です。完璧に同一人物の画像に見える写真を生成するのはまだ難しいようです。

白背景の人物画像でパラメータを調整して根気よく生成すれば不可能ではないですが、時間はかかりますしガチャ要素はあります。

2025年頃には簡単に同じやり方でも見た目が同一の人物が生成できるようになると予想しています。

2. スタイルリファレンス(Style Reference)
 

中央のアイコンのスタイルリファレンスは、特定の画像の画風や美的要素を参照し、同様のスタイルで新しい画像を生成する機能です。これにより、複数の画像間で一貫したスタイルを維持できます。

  • 使用方法: プロンプトの入力欄に画像をドラッグ&ドロップすると入力欄に画像が表示されます。

  •  --swパラメータを使用して、参照画像のスタイルがどの程度影響するかを0から1000の範囲で指定できます。デフォルト値は100です。数値を上げると参照スタイルの影響が強くなります。

Prompt
girl

 

Style Referenceで生成した画像 swはデフォルト100です。参照画像と同じスタイルでGIRLを生成してみます。

SW0 参照画像のスタイルの影響はないですね。

SW100 デフォルト設定 参照画像と同じスタイルで生成されています。1枚は桜がないので数値を上げてみます。

SW500 ここら辺は100でうまくいかいない場合などに使用する感じです。

SW1000 500でもなんか違う時に試してみる程度ですかね?

3.イメージリファレンス機能

右のアイコンはイメージリファレンスはプロンプト入力欄に画像を貼り付け、上にプロンプトを入力します。特定の画像を参照して新しい画像を生成するための機能です。

テキストでのプロンプト表現が難しい場合などは自分のお気に入りの画像など画像から生成してくれます。

Prompt
girl
この機能は画像のスタイルやカラーリングを学習し、画像から読み取ったプロンプト+入力したプロンプトの指示に合わせて調整してくれます。
 

その他の機能

 

PAN

 
MORE OPTIONSをクリックすると
 
 
PAN機能を追加できます。
画像の上、下、右、左を拡張してくれます。
 
PAN ↑
 
PAN↓
 
 
PAN ←
 
 

ZOOM

ZOOM機能も追加できます。
 
1.5倍ZOOM 距離が離れます。
 
2倍ZOOM 距離がさらに離れます。
 
1枚の女性の画像からMIDJOURNEYの機能を解説しました。 
 
MIDJOURNEY WEB版の基本的な機能はこれでマスターできると思います。
 
次のステップはこの女性を動画にしていきたいと思います。
 

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